視線

信号待ちでどこからか視線を感じ
ふと横に目をやると彼がいた。

植え込みの向こうに身体があって
子供のロボットが覗いているようだ。

この少しとぼけた風貌は、ゆっくり走っても
カワイイと思うが、実はターボなんか付いていて
キビキビ走ったりすると、落ち着きのない
やんちゃ坊主みたいで "ク〜"ってなりそう。

最近は未来的というか宇宙船のような車が
多いから、こういう子に出会うと癒される。
コーヒーを乗せて販売しても素敵だね。

決して懐古主義ではないが、
スカイツリーが出来て改めて東京タワーの
美しさに気が付くように、昔の方が
優れたデザインの物が多かった気がする。

ちなみに僕が最も好きなデザインの車は
1970年前後のポルシェだ。

フェンダーが張り出してない、いわゆるナロー
ボディと呼ばれる時代の911で、特に斜め後ろ
からの美しいラインは最高傑作だと思う。

若者の車離れって、こういう愛着が沸き
日々話しかけたり、相棒にしたいと思える
車が少ないのも原因なんじゃないかな?
 
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