談、あろま

第四話 「渋ーい」 紅茶パートT
皆様こんにちは、もうお正月気分は抜けましたでしょうか。
もっとも、今年のお正月は、ミレニアムと騒いだ割には、あまりお正月らしくなかったような気がするのは、私だけではないと思うのですが、、。(2000年問題とかでそれどころでなかった人も多いのでしょう)
 
さて、今回のお話ですが、第二話で「珈琲」について軽く触れましたので、
紅茶についても少し話しておこうと思います。

お客様は千差万別で紅茶党の人もいれば「珈琲はOKなんだけど紅茶はどうもなあ」という方もいらしゃいます。お話を伺ってみると、紅茶を嫌う人の多くはどうもあの渋みにあるように思われます。確かに多くの喫茶店は勿論のこと紅茶専門店といわれるところでさえも強い渋みを感じる場合があります。渋さばかりが気になると、「ダージリン」がどうの、「ウバ」がどうの、といわれても舌にタンニンの渋みが張り付いてしまい、もう味なんて分かりません。そこで、その渋みを和らげる為に、ご丁寧に専門店などでは一緒にお湯やミルクがでてきます。

でもいくらお湯で薄めても、ミルクでごまかしても、「渋いものはしぶいぞー!」と叫びたくなるような紅茶が多いのも事実です。そして「渋いなー」と文句の一言でも言おうものなら、必ず決まって「その渋みが紅茶なのです」「それがコクにつながるのです」という答えが返ってきます。
 
しかしそれでは、渋いのを我慢して、眉間にしわをよせて飲む紅茶により、優雅なはずのティータイムが楽しくないものになってしまいます。専門店というのであれば、お湯やミルクで薄めろというのではなく、そのままで飲みやすく、身体にも優しい、味の違いのよくわかる紅茶を飲ませて頂きたいものですが、なかなかそういう紅茶には出会えません。

いろいろな紅茶の本を読んで、紅茶を淹れるためのゴールデンルールっていうのをまねても渋々、専門店で飲んでみても渋々、ああ〜渋々、これでは紅茶を嫌いになる人がいるのも仕方のないことかもしれません。本などで「紅茶はポットに少し多めに作りましょう。そして最後の一滴がベストドロップといってエキスが凝縮された最高のところです」と書いてあります。専門店もよくポットに2〜3杯分の紅茶がはいってきます。でもポットの中で約20分以上も葉が浸っていた紅茶は渋みに苦味までプラスされてもう飲めません。
 
ではなぜそういう紅茶を、イギリスの人々は大切にし、好むのでしょうか?ベストドロップって本当にこんなに渋くて苦いものなのでしょうか?韓国人が辛さに強いように、イギリス人は渋みに強いのでしょうか?それともイギリスで飲まれている紅茶は、普段私たちが口にしているものと何か違うのでしょうか?この続きは次回、紅茶とはそもそもどういうものか、どのように作られるのか、緑茶やウーロン茶との違いは?美味しく淹れる方法は?などなど簡単な歴史を交えながら進めていきたいと思います。

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